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Author:中坊進二
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中坊進二が京都で行った庭園に心和む詩仙堂

"京都の出町柳から叡山電鉄で一乗寺で下車し、住宅街を抜けた所に中坊進二の大好きな詩仙堂があります。この寺院は風雅な文化人であった石川丈山によって造営されたものです。
石川丈山は元々は家康に仕えた武将でしたが、33歳で隠遁し、朱子学と禅を収め、老年期に日々詩や書や作庭を楽しんだのが、この寺院です。
詩仙堂と言われるゆえんは、中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、各詩人の頭上に詩を丈山自らが書き込み、それを部屋の四方の壁に掲げた詩仙の間を中心としているところから来ています。
詩仙堂の魅力は、何といっても庵のような詩仙の間や書院から眺める庭園でしょう。部屋の柱がまるで額縁のようで、そこに庭園の四季折々の美しさが切り取られ、まるで絵画の様に素晴らしい風景を眺められる事です。秋の紅葉は磨き上げられた縁側に、まるで鏡に映るように紅く染まる感じは、まさに目を見張る美しさです。
中坊進二は観光化されすぎた京都の有名な大寺院にはない、鄙びた感じと風雅な感じを楽しめるこのお寺が大好きで、四季折々、何度も通ったものです。
先の紅葉の季節の美しさは、感嘆の声を上げる美しさですが、中坊進二がこの詩仙堂で最高の感動を受けたのは冬の雪化粧をした庭の光景です。観光客も少なく、墨絵のような世界が、詩仙の間とマッチし、静寂の中に何とも言えぬ禅的な気分と感動を受け、華やかな美しさとは違った心和む気分を楽しむ事ができました。
京都観光のリピーターなら、大寺院にはない心和む雰囲気を楽しまれる事をお勧めします。"
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